極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

IR講座小ネタ

そういえば昨日、調査のヒントを探して伊原さんのブログを熟読しておられる方が(笑)。いやー、良いところに目を付けられましたねえ、とか感心しきりでした。
もうひとつネタですが、メモリとかがあまり潤沢な環境とは言えないノーパソ内でネタを作ったんですけど、一つのVM上のOSからもう一つのVM上のOSにftpでコピーする様子を、どちらか一方のOS上でパケットキャプチャーしてたところ、かなりのパケットロスが起きていました。両方ともブリッジで、特に指定インターフェースを変えたりしていなかったので、そういう意味ではVMwareとしては同じインタフェースでの処理を行わなければならないわけで、ロスが生じやすい環境ではあったんですけどね。ロス率はマシン内でのメモリ使用率とかにも関係ありそうだったので、VMの処理が追いつかないのかナーとか想像してはいますけど、どうなんでしょうかねえ。
時間があったら事象の追試と、拡張試験やってみたいと思うけど、そんなことってあるんですねえ。
追記しちゃおう。パケロスが聞いて呆れます(笑)。
なぜ完全なデータにならなかったのかさっきちょいと調べてみたんですが、あっしのtcpdumpの使いミスですたorz。tcpdumpってスナップショットのサイズってのがデフォルトで69バイトになっているので、FTP-DATAのパケットの69バイトよりも後ろが欠落してたんですね(笑)。そりゃちゃんと取れないわけだー。ミスリードしてすんまそーん>受講者の方々&伊原さん。
ってかあちきは、

tcpdump -w test.cap

とかって実行して、test.capってファイルにキャプチャデータを貯めたんだけど、正しくは、

tcpdump -w test.cap -s 1600

とかやらんといかんのです。-sってのはスナップショットの長さ指定オプションっすね。*1
前にも同じネタで引っかかったことがあったんだけど、すっかり忘却しておりました。いやーすんませんでしたー。ってか疑ってごめん>VMware

*1:ちなみにたまったデータを眺めていると、FTP-DATAってだいたいデータの大きさが14XXバイトなので、1500バイトくらい指定しときゃいーやーとか思うと間違いで(笑)、スナップショットの長さってのは、パケット全体の長さなので、データ長+ヘッダーってことなんですね。まーそれは意識する必要があります。