極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

無線LAN

無線LANのセキュリティって、あるべき姿を常に後追いしてなきゃならない、ってことなんでしょうかねえ。
例えば数年前は、暗号化しなされ、という話だったのが、暗号化はこうしなされ、となって、今やWEPやめれ、という話になってる。これは常に新しいモノを買え、ということなのかな(笑)。身近な例を見てみると、故障もしていないのになぜ買い換えるのだ、という感覚が一般的だと思うんですけどねー。
せめて何らかの形でアップグレードできりゃいいんだけどね。
あとその脅威についても、わかりやすい事例が無いってことも霧を濃くしてる要因なんですかねえ。ただ乗り踏み台のリスクというものが、そのAPを持ってる・管理しているユーザーにどのくらい跳ね返ってくるものなのか、その脅威も数年前に無線LAN悪用した奴らが居たくらい(国内)?の説得力なのでいまひとつ響かない気がするしなー。
その一方じゃFONみたいにただ乗りOK、みんなで使おうぜ!というのも出現してまさぁね。
もしかしたら、「ただ乗りや踏み台を阻止しよう。だから守りをかためよう」というよりも、「ただ乗りさせましょう。それが公共のマナーです。でもただ乗りさせるなら自分の通信はこうやって守りましょう」という方がふさわしいというか、現実的なのかなあ?