完全なる証明

完全なる証明

大阪出張のとき、地元の本屋で見つけて読み始めて一気に出張中に読んじゃった（テヘ。いやーおもしろかったなあ。NHKスペシャルや既刊書のように証明の方にどちらかと言えば重きをおく感じではなく、ペレルマンという人がなぜ存在しえたのか、ということを見せてくれる。ソビエトという「特殊な環境」での学術界・数学界の事情も興味深かったなあ。
最後の最後、訳者の青木薫さんの謝辞？に、サイバー大学の野崎先生のことがいきなり出てきてちょっとびっくりした（笑）。まーでもご高名な先生だから不思議はないんですけど、そういう先生方とおこがましくも「同僚」であるというのが今もなお信じられない感じですね。