パス展開の速さや質でメキシコの方が上回っていたけど、良く守れたなぁ、というのが第一印象。相手の決定力が、いつものメヒコのごとく（笑）欠けていたというのも確かにあると思うけど、最後までコースを狭めたり可能性を減らす粘りが出来ていたと思う。やぱ守備が安定してくると粘れるねぇ。
関塚監督は芝生などの状況にまだ慣れていない、と言っていたけど、高精度なパスを展開したい立場からするとそうなんかもしれないすな。ただ、国内組がほとんどであるメヒコのパスワークは、特に前半とかはほとんど破綻しない感じだったよね。そもそものクオリティにまだまだ差がある、ということかな。
あとシュートに行く感覚とかはほんとメヒコの方が大人っぽくて、コネすぎない、早すぎない良いタイミングで打ってたと思うんだけどね。守備としてはそれもよく防いでいたとは思うけど、攻撃は少しそういう、相手が嫌だと思うことをやり続ける感覚を見習って欲しいところだなー。
それにしても、このレベルの相手とこの時期に試合するというのは、いろいろ意見がありそうだけど良かったなーって思うな。勢いをつける感じっていうのも大事だけど、慢心せず、しかも外連味無く強豪にブチ当たるには、現在地をしっかり把握しておくというのが良いと思う。残り期間が少ないと見る向きもあるだろうけど、こういうトーナメントを勝ち抜くのには、若いチームとかは短期成長力みたいなものが欠かせないし、その面での勢いをつけるために良い相手だったんじゃないかなぁ。
さて、来週から本番ですな。頑張って欲しいです。男女ともに。
