極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

セキュリティキャンプ全国大会2014のニューフェイスの横顔(1)

Webセキュリティクラス講師、西村宗晃さん。
先日開催されたShibuya.xssで初めて生西村さんを見たヽ(´ー`)ノ。

キャンプはニューフェイスなのに、いきなり19.5時間のうち14時間の講義と演習を担当した逸材(無茶振りに弱いとも言う(笑)?)。関心事を極めるために、初対面の、しかも飲み会におけるteam cymruのDaveさんにもめっちゃぐいぐい質問しまくる。極めるために過去ログをすべて読み、ソースコードを全て読もうとしている。・・・とよくある(自己)紹介風に書いてみました(笑)。
http://html5experts.jp/nishimunea/
http://www.slideshare.net/muneakinishimura/presentations

10年目のキャンプ

10年もよくまあ続いたなぁと思います。ここまで、ものすごい数の人々のサポートや努力のおかげで続けることができたわけですが、毎年かなり疲弊しながらも楽しかったなぁ、としか言えないですね。いろいろあった歴史を語るとほんと良いネタになると思うんだけど(笑)、まあどこかの飲み会で語ることにしますかね。
後何年続けることができるのかはわかりませんが、主催者、運営者、講師、チューター、そして参加者や卒業生が楽しいと思っている限りは続けて行きたいですね。まあ、あっし自身もいつまで関わっていることができるか、それもまたわかりませんけどね(笑)。
企画運営側に今年関わっていただいたみなさん、参加されたみなさん、報道していただいたみなさんや書籍をご厚意で提供いただいた出版社、編集者の方々、協議会の会員企業のみなさん、今年も何とか開催できましたのはみなさんのおかげですよ。本当にありがとうございました。
そして応募したけど参加できなかった、あるいはチューターとして来られなかったみなさん、来年はまだやると思うので(笑)、今から実力を磨いておいてくださいね。

キャラバン&ミニキャンプin福岡

というのをやるんですよ実は。9月末の土日なんですけどね。
今年の頭にもミニキャンプin福岡を開催しましたが(報告書はこちら>)、熱い要望にお応えして(笑)またまた福岡でやることになりました。
前回は二日間で演習中心のプログラムでしたが、今回は初日に「キャラバン」として学生に限らず大人も子どもも参加可能なオープンセミナーを開催、二日目は学生限定の「ミニキャンプ」を実施します。
セキュリティ・キャンプ協議会
開催概要と申込書はこちら>http://www.security-camp.org/news/guidance_fukuoka.pdf:deteil
詳細はこんな感じ↓。

日程 2013年9月28日(土)、9月29日(日)
場所 福岡市博多区千代四丁目1-33 西鉄千代県庁口ビル 5階会議室
定員 100名 先着順 20名 選考あり
参加資格 初日:どなたでも参加できます(学生、社会人、先生、保護者等)二日目:条件あり(詳しくは「参加条件」をご確認ください)
主催 セキュリティ・キャンプ実施協議会
共催 独立行政法人情報処理推進機構IPA
後援 福岡県教育委員会、福岡市教育委員会
協力 西日本鉄道株式会社
費用 無料(ただし、交通費や宿泊費、飲食代は自己負担でお願いいたします。)

初日のジュルスケ。

9月28日(土曜日)(1日目)
10:30 受付開始
11:00(20分)オープニング『セキュリティ・キャンプの紹介』
11:20(50分)『セキュリティの基礎』

未だ解決されていないセキュリティの社会的課題などを題材に、考えながら進めるセキュリティのワークショップ。
モラルやルール、システムや社会制度など、いろんな側面に触れてセキュリティの考え方を学びます。

12:10(60分)お昼休み
13:10(50分+休憩10分)『ハニーポット概論』

おとりのサーバーであるハニーポットは、構築運営には幅広いセキュリティ技術と知識が必要です。その技術
の過去からの変遷と、構築技術,最新ハニーポット技術の動向について紹介します。

14:10(50分+休憩10分)『その通信を見てみよう!パケットマニアックス』

みなさんが普段使っているコンピュータは、見えないところでいろんな通信を行っていますが、その通信はどん
なものかご存じですか?この時間はそうした、何気なく行われている通信を題材に、通信パケットの収集方法や
見方、解析手法について解説します。

15:10(50分)『講師陣のパネルディスカッション、Q&Aタイムと現地卒業生の言葉』

セキュリティキャンプの講師陣が人材育成や発掘、話題のCTFやキャリアパスなどについてディスカッションし、
みなさんの質問に答えます。また、現地出身のキャンプ卒業生のコメントも聞けます。

16:00 終了

二日目のジュルスケ。

9月29日 日曜日 (2日目)
9:30 受付開始
10:00(90分)『パケットマニアックス応用編』 園田講師

Wiresharkを武器に、怪しいパケットを読み解いてみよう。さまざまなパケット、攻撃やマルウェアの発信するパ
ケットなどを題材に、その特徴と解析方法、そしてIDS(侵入検知システム)による止め方について演習を通して
学びます。

11:30(60分)お昼休み
12:30(120分)『ハニーポットを解析してみよう!』 濱本講師

実施に侵入事案が発生したハニーポットを題材に、不正アクセス・踏み台の痕跡を解析する手順や、ログ解析
の手法などについて演習を通して学びます。

14:30(90分)『偽装通信』 宮本講師

ここまで見て来たさまざまな通信は、その素性を素直に見せていましたが、世の中には見えているものとは異
なる偽装を行った通信というものも存在します。いかにして情報伝達を隠すか、そしてそれをどうやって見破る
かを演習を通して学びます。

16:00 終了

二日目は応募用紙にある簡単な設問に答えていただいて、それをもとに選考します。
たくさんのご応募お待ちしております。

締め切り5日前

気がつくともう5日前じゃないですか。
応募要領 | セキュリティ・キャンプ中央大会2013
ギリギリまで考えて、とか思ってると、キャリアが通信できなくなったり、メールサーバーがトラブったり、なぜかスマフォが壊れたりするもんだよ(笑)。
お早めにどうぞ。

夏のキャンプ募集開始

というわけで募集開始しましたよ。
プレス発表 「セキュリティ・キャンプ中央大会2013」参加者募集を本日より開始:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
今年は8月13日〜8月17日で、17日の土曜日に終わりです。
昨年からの差分だけど、

  • セキュアなOSを作ろうクラスが、もっと間口を広げてセキュアなシステムを作ろうクラスになった。
  • Webセキュリティクラスがよりクライアント寄りになった(なる)。SQLインジェクションどうでもいい(byはせがわようすけ)
  • ソフトウェアセキュリティクラスはよりモヒカンになった(動画参照)。
  • ネットワークセキュリティクラスは「さらに講義の後半にはネットワークに接続されている機器に対して、様々なパケットを送信することで機器の特定を行います。さらに熱意がある参加者には対象機器の性能の限界に挑戦してもらいます。その上で、ネットワークでこのような問題が発生した場合の回避策、検知策について検討してもらいます。」ってのが来た。

というところですね。今言えるのは(笑)。
クラス長の紹介動画とか見るとさらにいろいろ喋ってるので良いかも。
ついでにCTFについてあっしも喋ってみた(笑)。

三輪委員長のメッセージも出た。

先だって公開されていた宮本さんの動画。

動画撮影&編集はまっちゃさんだ。


応募関連情報、応募用紙はこちら。
セキュリティ・キャンプ中央大会2013
ちょっと大げさに言うと、この応募があなたの人生をより良い方に変えるかもしれませんよ(笑)。
締め切りは2013年6月10日(月)17:00(必着)っす。いつもギリギリに送ってくる人多いけど、24時じゃなくて17時っての忘れずに。ってか不明なトラブルで送れない、送信できない的な泣き言毎年けっこうあるっぽいので、余裕持って送るようにしてくださいね。平日なんで学校生活やら用事やらが入りそうなことも頭に入れておいてちょ。
たくさんのご応募お待ちしております。

旧OVTA

遠目に見える旧OVTA幕張。ここでキャンプ5年くらいやったっけ。

ここにある情報に依れば、
幕張生活辞典 - OVTA(海外職業訓練協会)
OVTAは東都医療大学のキャンパスになる計画があるようですね。買い取ったのは医療法人社団 全仁会で、35億円だったとか。
ちなみに同じ掲示板にコインパーキングとして使われているという情報もありますね。今度行ってみるかなw
もうひとつちなみに、OVTAは同じ海浜幕張IBM裏、住友ケミカルビル22階で営業中だそうですね。
交通のご案内 - 海外職業訓練協会

ミニキャンプin福岡

週末のミニキャンプin福岡のために早々に福岡入りしています。昨夜から今朝にかけて大雪とか言ってたから早めに入ったんだけど、21時頃はけっこう降ってたんだけど結局こやみ状態でほとんど積もっていないですね@天神。雪になると交通機関に影響が出がちなので大変ですが、週末は何とか無事に開催できそうです。
今回初めての試みとしてミニキャンプというものを開催しますが、なぜ今ミニキャンプ?キャラバンとどこが違うの?とかいろいろ疑問も有りそうですね(笑)。キャンプ事業も実行協議会(http://www.security-camp.org/)が出来てから徐々に変わりつつあって、ともすると仕分けられてしまう公的な予算だけでなくフレキシブルにいろいろ試みることが可能な図式になってきました。んで、従来の夏一発開催だと4泊5日が長いとか、時期的にも場所的にもちょいキツい、というような人たちにもアプローチできたらなーというノリで開催しようと企画したのですが、倍率が高い選抜制である意味全国から選りすぐりの人たちが集まる夏のキャンプとはひと味違う(笑)、もうちょい緩めの枠組みでこれまでに出会えてなかったような人たちに出会えたらな、と思ってます。
センター試験の裏番組というなかなかの日時ですが(笑)*1、さいわい人数もけっこう集まってくれたようですが、まぁどういう人たちに会えるのか楽しみです。

*1:そういえばセンター試験って毎年雪にたたられてたっけ