極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

10代の若者に教えるべき「セキュリティ」とは何か?

いやあ、いろいろ取り上げていただいてありがたいことですー。まじでまじで。
特に後半のところでカリキュラムや開催形態についてもご提案いただいてますが、参加者の方からも同じような意見をいただいていたこともあり、「やはりそうなのかなあ」と思わされますねー。っていうかぶっちゃけ「予算」さえ許せば(大爆笑)、言われなくてもやりたいことっていうかすでにそういうことやりたいなーって言ってたっていうか。
あ、でもひとつだけ。

たとえば、そもそもネットワークセキュリティという分野において「100%安全」ということは基本的にあり得ない。また、安全度を100%に近づけようとすればするほど、それは必ずコスト(ここでは必ずしも金銭的なものに限らず、人的労力なども含めた意味)に跳ね返ってくる。
そのため、セキュリティを考える場合はまず「当該システムにおいて扱う情報の重要性の順位付け」を意識した上で、重要度の高い情報がどこから漏れやすいかを把握し、そしてその重要性と防御のためのコストとのバランスを考えながら実際のシステムを構築していく必要がある。

実践的な内容もさることながら、いわば「基礎固め」に当たる部分の座学を増やすことを検討したほうがいいのではないだろうか。

って2箇所か(苦笑)。
この人、根津さんの講義聞いてないね(苦笑)。まあ、居なかったけどさ。
根津さんの講義でまさにこのヘンのネタ、みっちり初日や二日目に講義してたんだけどねえ。まあ、テキスト読んでるだけじゃわからないけどねえ。しかしなあ。根津さんがキャンプ後体調崩すまでがんばってくれたのにー。