極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

アヤックスの戦争

アヤックスの戦争―第二次世界大戦と欧州サッカーまたサッカー本を読み出してたりするんですが(あー、もちろん仕事はしてますよw)、積ん読だったサイモン・クーパーの「アヤックスの戦争」を読んでます。背景にオランダ幻想を持たないあちきとしてはそもそもの前提がピンと来ないところはあるんだけど、それでもおもしろいですね。ユダヤ人へのすさまじい迫害と、オランダの戦中の信じられない穏やかさ、みたいなものが行間から見えてくる感じです。
そして、それでもフットボール。オランダが人口では東京都分ちょいに過ぎないのに、圧倒的な世界のサッカー大国として君臨しているのは、きっとサッカーが血になってるからだ、ということがよおおくわかりますね。そういうところもおもしろい、ユニークな本です。
技術力 サッカー世界のスタープレーヤーもひとつサッカー本。今日たまたま見かけて買ってしまいましたが、これもおもしろいですね。戦術論、監督論はさておいて、選手個々の何がどう巧くて何がどうすごいのか、を語り尽くした本。こういう本を読んでいると、当然通い慣れた帰り道なのに電車乗り過ごしたりしちゃうのですよねw。
でもウケたのは「鳴かぬなら わたしが鳴こう ホトトギス by 江戸屋猫八」という一句だったりして(笑)。