極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

カーリング日本女子代表チーム

彼女たちが最後の試合のあとのインタビューで涙に暮れているのを見ていて、なんかすがすがしさをおぼえました。
なんかですね、フェアに持てる力を十分出し切った姿って、やっぱスポーツの最大の恩恵ですよね。そしてなによりもあのスーパーショット。あまりレベルが高くはないところで(というとちょっと語弊があるかも知れませんが)全力を出している姿に対しては、「ああ、よくがんばったねえ」というねぎらいの言葉をかけたくなるんですが、知略や高いスキルを出し切っての全力ってのは観戦者の心をもっと揺さぶるものがあると思います。そういうときこそ、まさしく「感動する」というかねえ。自分にはとてもできないようなことをやってのける競技者への感嘆というか。
たとえが適切かどうかわかりませんが、なでしこジャパンのエポック・メーキングな試合となった日本対北朝鮮の試合と印象が似てるんですよね。あの試合も、よくがんばったねえ、ではなくて、すごい!すばらしい!という感じでした。
競技者にとっても、もちろん負けたことで残念ではあろうけど、悔い無し、という感じなのではないでしょうか。
でも今回は、そういうすがすがしさを感じさせる、すばらしいチームでしたねえ。なんたってカーリングやりたくなっちゃったもんなー(笑)。