極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ウイルスは仮想化技術を打ち破れるか?

たまたま、コラム仲間(笑)の、
http://blog.nikkeibp.co.jp/pconline/mac/2006/12/hayashi28.html
という話を読んだんですが、宗教論争的な側面はいろいろあるのだろうけど、そういうことはまあどうでもよくて(笑)。
仮想マシンの中であっても、感染したことに気づけないのであればそれは「感染した」ってことになるのかなーとか思いましたよ。ウイルスとしての活動を行えるのであれば目的を達成できる、ってことだしね。
あと、Macインテルになっちゃったのってけっこうインパクトあるんじゃないかなあ、という危惧もあります。同じCPUを使っているなら、攻撃コードとかライブラリとかさまざまな部品がけっこう共通化できるしね。実際今でもLinuxWindowsのハイブリッドウイルス(ボット)とかあるし、MacWindowsのハイブリッドってのが出てきても不思議ではないすよね。
んで、そうなると、仮想マシン上のWindowsが感染したとして、同じネットワーク上に存在する別のマシンとしてホスト側マシンのIPアドレスを見つけ出して、そこに感染を仕掛けたとしたら感染してしまうおそれがある、ということなんだろねー。だからきっと、この方が書かれているほど安全ではなさそうなんだろなあ。もちろん前提としては、ハイブリッドウイルスが出てきてしまったら、ということなんだけど。