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噂の「危機に瀕するネットセキュリティ〜狙われるID・パスワード〜」を録画して見ました。あいかわらず知り合い多数が出演していて面白かったなあ（笑）。
ただまぁ、30分という尺のせいなのか、「どうすりゃいいの？」という話が無く終わってしまいましたね。個人に迫る脅威みたいなものを解説している割には、社会制度や法律という側面での対応くらいしか扱われてなかったので、「こりゃ煽られて恐怖を覚えても、その後どうすればいいのかわからないままだなぁ」というのが正直な感想でした。
あと、紹介されているテクノロジーや試み、システムは先端的なものも多いんだけど、結局のところ昔ながらのシナリオを脱し切れていないなあ、とも感じたなー。まあこれは業界自体の課題でもあると思うんだけど、怖いよー怖いよーハッカーこんなことまでできちゃうよー怖いよーという印象だけが先行して、何をすればどこまで大丈夫なのか、今本当に気をつけなければならない、人間が対応しなければならない部分はどこなのか、というものが提示できない感じと言いますかね。ま、これも尺のせいもあると思うんだけどねぇ。ってかたぶん、取材された皆さんはもっと実のあることを言われていると思うんだけど、一般向けとなるとまだまだそういうところではなく、煽り傾向になってしまうのかなあ。
