極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

プログラミングコンテスト

竹迫さんとこでプログラミングコンテストの告知を読んだんですが、
http://developer.cybozu.co.jp/takesako/2009/07/30u-2083-c7ba.html
最近読んだ「クラウドソーシング」の中に出てくるマトラブという言語のプログラミングコンテストの話がおもしろかったなあ。
マトラブ(MATLAB)ってMathWorks社の数値解析ソフトウエアの中の言語らしいんだけど、その言語を使ったコンテストが1999年から開催されてるとか。このコンテストはU-20プログラミングコンテストとは違って、例えば「訪問販売員の問題」を解くナイスなコード求む、という感じでテーマが出されて、アルゴリズムやコードを提出してもらうものだそうです。
おもしろいのは、他人のコードを盗用して、それを改良したものでもって応募していい、ってところですね。
こういうレギュレーションになったおかげか、コンテストはものすごく活況で、のめり込む人が続出してる風味らしいす。
クラウドソーシング的に興味深いのは、時としてスクリプトキディな人が画期的なアイディアや改良を提示してくることがあるってところで、プログラム書く人の中にはには天才が居て、その人達が書くものがやはりすばらしい、という、どちらかと言えば古い、かつ単純な価値観を打ち砕くようなところですね。オープンソースでよってたかってという形が、全体的にはかなり効果的であることを、コンテストが実証しているというのがおもしろいところかなあ。
MATLAB - Wikipedia
MATLAB Central
ここらへんが関連リンクかな。