極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

シンガポール戦

うーん。後味の悪さが残ったのは確かなので、きっとジーコだめだめ派はイキオイを得て批判しまくりなんだろうなあ、って思うんですが、あちきは擁護するわけでもないんですが、言われるほど悪い内容の試合だったか?というのがちょっとありますね。
チャンスは作っていました。特に前半は。外からウチから、セットプレーも崩しもあり。攻めに工夫が無いとかいろいろ言われるのですが、あれほどバリエーションのある攻めを展開したのだから工夫が無いとは思えません。
問題は、最後が決まらなかったこと。
釜本以降、常にこの問題はつきまとってきていましたよね。決定力。それがまだまだ改善されていないということ。問題があるとするならばそこにあると思うんです。ジーコは(トルシエもそうでしたが)その点を改善するために雇われたわけで、その意味で目的を未だ達成できていないわけですよね。それは責められるべきでしょう。でも、本当に評価されるべきとして、そのタイミングは現時点、今なんでしょうかねえ?短命なファルカンでもアジア大会の結果を待ちましたよね。そこまで待つというのでいいんじゃないですかねえ?
もうひとつ言うとジーコが8人を外したことについて、「自分のプライドを傷つけたから外したのだ」とか言ってる言説を見かけましたが、まったく建設的じゃないですよね>そういう批判。今何が足りないのか、そして日本サッカーが近々、さらには将来的に成功するためにはどうしたらいいのか、語られるべきなのはすべてそういう文脈からであるべきだと思います。人格攻撃など所詮意味が無いし、結果と成果についてどう考えるべきか、そのあたりのみが論点であるべきだと思います。