極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

ひとつの穴だけで十分

あちきがなぜリテラシー教育は無駄って言ってるかっつーと(笑)、情報漏洩にしろワームにしろ、たったひとつの穴があれば十分だからですね。たった一人が不注意だったり、IDパスワードを削除されないままだったり、あるいはもっと積極的に積極的に悪意を持っていたりするだけで、その組織が守ろうとしているものはだめだめになってしまう可能性があるわけで。
企業努力としてはそういうことが起こる可能性をできるかぎりゼロに近づけることが求められるわけなんですが、組織が大きくなればなるほどそりゃあ不可能に近いっすよね。ひとつの穴も開かないようにするってのは。
でも、いまんとこそういう可能性が限りなくゼロに近い形で運営されている組織もありますよね。同じような大きな組織でもそういうのはあるわけで。
その違いって何なんでしょうかねえ?やっぱり民度の差?というと民度を上げるための教育が必要なんですかね?
あちきはなんか、その組織全体の心理的なマネジメントの方が果たしている役割が大きいような気がするんですけどね。