極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

匿名で物書き

最初はてな日記を始めたころは、「どうせ誰も、というか周囲の誰も見てないし、気楽ーにちょっとアブナいこととか書いちゃおうっと」というノリですた。それが去年の夏くらいかなあ。そのころは「日記」とか「ブログ」ってのもそれほどメジャーではなかったしねえ。だけどあっという間に誰でも日記書いてるようになり、いろんなとこが日記サービス始めちゃうし、認知度はぐんぐん上がっていきましたよね。同時にあちきが書いてる日記もけっこう知られてって(宣伝したっつーのもあるんだけど)、最初の頃の気楽さ、というのは無くなりました。まあそうだよね。
その気楽さってやはり、匿名で書くからだと思うんですよね。まあ、匿名って言ってもあちきの場合はけっこうわかりやすい匿名なので(笑)、ほぼ知られるの前提なんですけど。でもこれが本当に匿名で、例えばrickdomとかいうidで書いてたとしたら、きっとまだまだ気楽に書いてたんだろうなあ、って思います。
ただ、気楽に書く、ってことと、責任持てないようなことを書く、ってこととは別だと思ってます。
あちき自身は書き物をするときはどこかで読者を意識してますね。実名で書くときはもちろん、半実名や、匿名の場合でも。読者を意識すると、あちきの場合責任持てないようなことを書き散らす、ということはできないすねえ。嘘っぱち書けないし*1。誹謗中傷とかも書けない。そういうことを書くリスクがあるってことを認識してるし、それ以上にそんなつまらないこと書きたくない。
でもきっと、そういうところがあちきと違う感覚の方々もいて、愉快犯的な匿名性の利用をされちゃうので、はてな住所登録関連のアンケートにあるようにまじめな世論形成層は「匿名もってのほか」って感じになっちゃうんですかねえ。

*1:フィクションは書くけどね(笑)。