極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

小中学生事情

京都で聞いた話なんだけど、いまどきの小中学生は学校や学年、クラス?などの掲示板@ネットとかで、非常に殺伐としたやりとりをしているらしい。やはり「コミュニケーションリスク」っていうことなど意識するはずもなく、だれも注意もせず、注意喚起も示唆もせず、さりとて教科書にも載っていない、そういう状況らしい。
以前起きた痛ましい事件、あの教訓は何ら生かされていない、ということなのだろうか。いや、もちろん現場の心ある先生方、親たちは行動を起こされているのだろうけど、いまだに何も手が着けられていないところも多いようだ。
痛ましい事件のあと、衝動的にhttp://www.asahi-net.or.jp/~vp5m-snd/sec/edu/taiwahen.htmlという文章を書いたけど(まだまだ練りが足りないけど)、そういうネタ、子どもと話すときのケーススタディ(!)となるネタがまだまだ必要なのかと思う。先日紹介したなにが危険なの? ホームページ・メール・個人情報 (子どもといっしょに 安心インターネット 1)も同じネタだけど、あの書籍は大人、大学生、高校生あたりに向けてのものだ。しかし、親たち、先生たちは書籍を読んで勉強・学習する時間も余裕も無いかも知れない。そういう親たち、先生たちに向けてのネタは、もっとすぐに使えるもの、それこそ明日話せるものではないとならないんじゃないか?そしてそのネタと、指導要領が必要なんじゃないだろうか?この得体の知れないインターネット、周囲を浸食し始めているネットというものに、否応なく子どもたちを放流しなければならないとしたら*1

*1:放流しなくてもいいのではないか?という議論もあるだろうなあ