極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

アイデンティティ情報の漏洩範囲

今回の振り込め詐欺は、最初「お母さん、今からちょっと家に帰っても良い?」というツカミだったそうです。このツカミはなかなか良いと思います(良いって何が(笑))。なんとなく「家に帰る」ってのは相手を信じそうでもあるしね。
分析する目でこのツカミだけ聞くと「もしかして自宅の住所もバレてる??」とかいう感じに受け取れますが、実は自宅の住所は知らないっぽかったですね。というのも、そこからの話では帰ってもいい?→とっとと帰ってきなさいという話を何度もしているのに、帰るより振り込んでくれ、というふうにやや強引な論理展開を見せたからです。まーたぶん住所までは知らないんでしょうね。あるいは知っていたとしても、顔をさらすリスクまではおかさないとくことかもしれませんね。そんなリスクをわざわざ冒すよりも、他の犠牲者を捜す方がコストパフォーマンスが良いはずだしね。
住所を知らなかったとしたら、相手は弟の名前と電話番号を把握してた、ということになりそうですね。どこから漏れたのか?ってぇと、まあ某ファミリーなマートの漏洩はがきとか来てたので>弟、ひとつ心当たりといえばそれになりますねえ。他はこれから弟に確認してみないとわからないけど。
でももしその漏洩が原因なのだとしたら、500円とかじゃ到底合わない世界だよなあ。出がけにちょこっと時間取られたし、母上なんてまあ怒り損ではあるしね。電話でいろいろ時間取られたりもしたわけだし。もちろんその因果関係ってのはほとんと証明出来なそうではあるけどねえ(苦笑)。