極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

日本 0-2 韓国

日本代表のサッカーからスピード感が失われたのはいつからなんだろう?もうちょっと高速で、もうちょっと高精度だったと思うんだけどなあ。見え見えのパスを止まってる標的に出すのだとしても、相手がアンバランスで遠かったりすれば寄せてくる前にそれを他に転送できれば良い。しかし、相手のポジショニングが良いと当然その時間は少なくなる。となれば、相手の良いポジショニングを崩すために少しでも動く必要が出てくるけど、そこができていないのかな。だからスピード感が削がれ、バックパスばかりになってしまうんだろなあ。
本田も自分にボールが集まってくる環境では力を発揮できているようだけど、そうならないときに打開するノウハウを持ってない感じだし。それでも物理的なスピードを出せるような選手だったら、まだ違いを出せるのだろうけどね。
シンキングスピードとダイレクトパスで時間を作り出せる小野も呼ばなかったしなあ。そういう意味じゃ本田のところで中村憲剛の先発だったなら、もっと良い展開になったかも知れないけどね。
さて、これだけ手詰まり感のある中で強敵ばかりのワールドカップに挑むことになってしまったわけだけど、現実的な対策は得意な岡田監督が何をどう見せてくれるのか。少なくとも98年のときの格差を埋めるような戦いはして欲しいし、そのためには今までのノウハウ、コンディショニングとかそういうものも含めてすべて注ぎ込んで欲しいなー。
・・・というか、岡田監督は進退伺いを出したんですね。体制は変わらない、という判断だったみたいだけど。>「岡田武史監督 韓国戦連敗で犬飼会長に進退伺い」会長は続投指示 監督、会長コメント:サッカー日本代表に迫る! 増島みどりのW杯南アフリカ特集:Sports@nifty
なんか迷いというか、そういうふうに捉えられちゃうから、あまり良くない影響が残りそうだなあ。辞めたとして誰がやるのだろう?後藤さんがトルシエを推してたけど、それにしても今のタイミングじゃどうにも遅すぎるかもなあ。