極楽せきゅあブログ

ときどきセキュリティ

計算機ヒストリー

大学時代は英文科だったので、むしろコンピュータは触れたことがないばかりか、食わず嫌いな感じだった。大学はその頃、本格的な計算機センターがオープンしたばかりで、「さわりに来てちょんまげー」的な誘いかけがけっこうあったのにもかかわらず、「ケッ」とか言いながら(言ってないけどw)寄りつきもしなかった。
思えば間違いの第一歩はいいかげんそろそろ就職しる、というときに「コンピュータソフトウエアで何かできるかも?」と甚だしく勘違いしたことだった(笑)。で、新聞見て募集してるところにとりあえず申し込み、適性試験やるってんで行ってみたらまわりは女性ばかり。まー時期も著しく外れていてw、周りはすでに卒業旅行とかどこい行くべー?という時期だったしね。
で、その適性試験てのが何かとんち問題というか、論理問題みたいなものばかりで、超ラッキーなことにすごい勢いで理解できたからか100点取ったらしいんだよね。んで常務で人事のどえらい人とかがいきなり「君面接するからこっち来て」って言われて(笑)、そこで「ぜひ来てくれ」という甘言を囁かれて「あ、はいいいっすよー」で業界参入が決定したのでした。
でもなー入ってみたらいきなりCADとかの部署で、錆び付いてギシギシ言ってる数学頭(というのもおこがましいくらいの三角関数的レベルw)を再起動しなければならず、最初は結構大変だったなあ。プログラム言語の細かい文法とかにどうしても納得がいかなかったこともあって、研修も苦労したしなー。コボル大変だった印象があるんだけど、気がつくと機械制御→英文の和訳(笑)→今あるのかどうかすらわからない特殊なマクロ言語→フォートラン→C→今あるのかどうかすらわからない特殊なマクロ言語その2→UNIXのコマンド系スクリプトというプログラム遍歴を重ね、気がつくとネットワークセキュリティをやってました。
いやぁ、人の運命ってわからないもんだよねー(笑)。