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都知事選の年代別投票率

2011年東京都知事選挙。誰が誰に投票したのか調べてみた - オレンヂ
東京都の人口ってエクセルデータで詳しく年齢別にまとめられているんですね。
住民基本台帳による東京都の世帯と人口 平成23年1月
上のエントリによれば、20代の投票率が165.3万人中54.7万人で33%、30代が218.2万人中98.5万人で45.1%なのに対し、石原大票田年代の60代は163.6万人中119.2万人で72%にものぼってますな。
1位石原氏が265万票、2位東国原氏が169万票でおよそ100万票の差があるわけですが、投票数で東国原氏が石原氏を上回っているのは20代と30代だけで、その差を見ると20代では6万票(20代投票数の11%)、30代ではわずか2.9万票(30代投票数の2.9%)にしか過ぎず、仮に20代が3倍投票して投票率99%になったとしても東国原氏が縮められる差は12万票で、30代が2倍になって+2.9万票されたとしても14.5万票の差を縮められるだけですねえ。とても100万票の差を埋めることはできない。
わたなべ美樹氏と微妙に食い合ったのが響いたでしょうし、選挙戦が低露出モードになって得意のタレント力を活かせなかったのも響いたのかな。それにしても相当がんばらないと石原票を崩せなかった感じですね−。